国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 ロータリー除雪車の効率化に関する調査試験-除雪負荷自動制御の実験-

作成年度 1979年度
論文名 ロータリー除雪車の効率化に関する調査試験-除雪負荷自動制御の実験-
論文名(和訳)
論文副題 昭和54年度(H-2)
発表会 昭和54年度技術研究発表
誌名(No./号数) 昭和54年度技術研究発表
発表年月日 1980/02/22
所属研究室/機関名 著者名(英名)
本谷博長
抄録
ロータリ除雪車はブラウ系除雪トラックとともに道路除雪作業で主力をなす機械であり、新雪除雪をはじめとして拡幅除雪および吹溜り処理作業などに多く使用されている。最近の北海道開発局におけるロータリ除雪車の動向としては、機構的にはワンエンジン方式で、機関出力では200~400PS級の機械が主力となっている。通常、これらの機械を構成する装置としては、オールスピードガバナー付のデイーゼル機関と油圧ポンプ・モータによる走行変速機およびオーガ・ブロワによるツウステージタイプの除雪装置からなっている。このような特性の異なる装置の複合体としてのロータリ除雪車を考えるとき、その運転操作過程は他の除雪機械に比して相当複雑なものとなっており、このため、機械に付与されている所期の性能を発揮させるためには熟練したオペレータが要求される。この傾向はロータリ除雪車の大形化および高速化にともない一層強くなり、効率的な作業を行うためにはオペレータの熟練度のみに頼ることは困難となりつつある。これらの諸情勢に対応して北海道開発局では建設機械開発調査費第13専門委員会を設け、運転操作の自動化を目標として、ロータリ除雪車の効率化に関する調査試験を昭和53年を初年度として3ヶ年にわたって行うこととなった。本報告では昭和53年度に実施したロータリ除雪車の効率化に関する調査試験から、主に除雪負荷の自動制御方式についての実験結果をのべる。
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