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 忠別ダム貯水池内における植物の保全措置について

作成年度 2005年度
論文名 忠別ダム貯水池内における植物の保全措置について
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(環-2)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
山中直樹
平塚修二
中広幸
抄録
忠別ダムは、石狩川水系忠別川に建設中の多目的ダムであり、平成18年3月より試験湛水を開始し、平成19年度から管理に移行する計画である。忠別ダムの建設にあたって、貯水池やその周辺地域における動植物に対する影響を把握するための自然環境調査が実施され、多くの着目すべき動植物が確認された。このうち貯水池の出現により生育地が消失する恐れのある着目すべき植物については、保全措置として、貯水池周辺に移植を行うこととした。特に、今回の取り組みでは、生育環境の変化による個体へのダメージを最小限にとどめ、より自然に近い状態で種を存続させることを目的として移植地の選定を行った。本報告では、確認された着目すべき植物の中から、移植対象種の絞り込みを行った過程、移植地の選定方法、今年度の移植実施状況、および今後の課題について報告する。
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