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 旭川紋別自動車道におけるリサイクル緑化と適正な保育管理の取り組み-自生種による道路緑化技術の確立に向けて-

作成年度 2005年度
論文名 旭川紋別自動車道におけるリサイクル緑化と適正な保育管理の取り組み-自生種による道路緑化技術の確立に向けて-
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(環-10)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
旭川開発建設部 上川道路建設事業所山田 信行(YAMADA Nobuyuki)
旭川開発建設部 上川道路建設事業所原 一浩(HARA Kazuhiro)
旭川開発建設部 道路第1課 柏谷 光晴(KASHIWAYA Mitsuharu)
抄録
旭川紋別自動車道は、一般国道の自動車専用道路で、北海道縦貫自動車道と一体となった高規格幹線道路ネットワークを形成し、道央・道北圏とオホーツク圏との交流の活発化と物流の効率化や生活の快適さの向上を目的として建設が進められています。当事業所では上川上越道路を担当し、早期供用に向け鋭意工事進捗を図っています。旭川紋別自動車道上川上越道路(日東・天幕工区)では、道路のり面の一部にみられる自然発生的な一斉林に着目し、「地域に自生する郷土種による緑化(種の保全・遺伝子撹乱の阻止、地域らしい景観形成)」、「生物多様性に配慮した自然再生」「ゼロエミッション」、「コスト縮減」等のテーマの具現化という観点から、平成16年度から2ヵ年に亘って、樹林を構成する幼樹を移植して再活用する「リサイクル緑化(ミニサイズの切り株移植)」、さらに移植困難な成木は間伐などの密度管理や枝打ちを行うなど、健全な樹林形成のための「適正な保育管理」に取り組んでいます。本論文では、当該緑化工法や保育管理について、その概要や現段階における有用性、さらに今後の取り組み方針を報告します。
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