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 港湾における市民参加型景観評価手法について

作成年度 2005年度
論文名 港湾における市民参加型景観評価手法について
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(参-10)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
黒川忍
早川篤
阿部勝
抄録
近年、「美しい国づくり政策大綱」の策定(平成15年7月) や「景観三法」の公布(平成16年6月)等、景観行政を取り巻く情勢が変化する中で、港湾施設の整備においても、従来の機能性ばかりではなく魅力的な港湾景観形成の観点から様々な配慮が求められているが、現時点では港湾景観の評価手法は確立されていない。そのため、アカウンタビリティーの観点からも現時点で道内各港湾が持つ景観ポテンシャルを把握し、北海道港湾が持つ特徴的な景観構成要素を抽出、港湾景観の基本的な考え方や課題を整理・分析することにより、全道港湾に適応できる客観的な評価手法を確立する必要がある。さらに、北海道の港湾は比較的中心市街地に隣接しており、まちづくりと一体となった様々な取り組みが求められることから、専門家のみならず一般市民にも簡単に評価できる手法として検討する必要がある。本報文は、専門家のみならず一般の市民が参加して、港湾景観を簡単に評価できる「港湾における市民参加型景観評価手法」を確立するための基礎的調査として実施した、一般市民との「みなと景観まちあるきワークショップ」について報告するものである。
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