作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 軟弱な埋め立て地に建つ庁舎の基礎選定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年度(技-1) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山岡栄一 | |
森喜人 | |
藤村康宏 |
抄録 |
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軟弱地盤に建つ建築物の基礎設計では、沈下や液状化といった問題に対し、使用性、安全性を確保する為、慎重な検討が求められる。また基礎種別の選定は、経済性にも大きな影響を与える。施設全体の建設コストにおける基礎コストの占める割合は、一般的に地盤が軟弱な程大きく、直接基礎、杭基礎、地盤改良と基礎種別の選定の違いによって大きなコストの差が生じる。さらに近年は、ライフサイクルコストを考慮し、建設時のみならず解体時のコストも重要視されるようになってきた。今回、軟弱な港の埋め立て地に建つ庁舎の基礎設計にあたり、計画敷地周囲の建物が杭基礎を採用する中、比較的軽量な事務庁舎の建設において直接基礎を採用し施工した。本論文は、軟弱な地盤における液状化の検討、沈下を許容した直接基礎設計と施工中の基礎沈下計測をおこなった結果から、軟弱地盤における経済性を考慮した基礎選定手法について考察を行うものである。 |
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