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 熊石漁港 長周期による港内擾乱対策について

作成年度 2005年度
論文名 熊石漁港 長周期による港内擾乱対策について
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(技-9)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大西文雄
西村裕毅
櫻井博
抄録
熊石漁港は、北海道日本海側の南西部に位置する第3種漁港である。本港は、夏季はイカ漁、冬季は韓国への輸出を主とするスケトウタラ漁が営まれている。当漁港の課題は、長周期波の副振動に起因する港内擾乱の発生により係留漁船の船体動揺が躍起し、係留策の切断や船体損傷等の係留障害が発生していることである。この解消のため整備計画では、長周期波対策として港奥部の拡幅と島防波堤を配置をすることした。現在、港奥部の拡幅新南防波堤の建設過程において港奥部の岩礁及び通水部が存在することにより副振動の低減効果が認められた。本報告では、岩礁及び通水部の配置案における長周期波対策の新案について、現地観測並びに数値計算に基づく港内擾乱メカニズムの分析と定量的な評価について整備途中ではあるが、知見が得られたので報告するものである。
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