作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 路面凍結防止剤の影響を受けるコンクリート橋の凍害、塩害調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年度(技-19) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小尾稔 | |
田口史雄 | |
嶋田久俊 |
抄録 |
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北海道のコンクリート構造物は、冬期間は厳しい積雪寒冷環境下にある。近年、凍結融解作用に加えて冬期路面管理のための凍結防止剤散布により、スケーリング劣化が多く見られる。凍結防止剤は現在まで様々な種類が開発され、その効果や持続性、経済性等により使い分けられているが、主に塩化物系の凍結防止剤(以下:凍結防止剤と称す) が多く使用されている現状にある。このため、海岸部同様、内陸部においてもコンクリート中への塩化物イオンの浸透による塩害や、塩害と凍害との複合作用により、コンクリートのスケーリング劣化を一層増長させる懸念が生じている。本調査は、海からの飛来塩分の影響を受けない内陸部におけるコンクリート橋の凍害、塩害に対する外観目視調査を行い、マクロ的に劣化度の把握を行うとともに凍結防止剤が凍害、塩害に及ぼす影響について考察を行ったものである。なお、本調査における凍害劣化、塩害劣化は、厳密には塩分浸透による凍害促進、凍結融解作用による塩分浸透促進という、複合作用の影響を受けた劣化である。しかし、本文中では外観目視上の劣化形態から凍害劣化、塩害劣化と記した。 |
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