作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地におけるRC床版の耐久性向上に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年度(技-20) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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安達優 | |
石川博之 | |
三田村浩 |
抄録 |
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北海道の橋梁は広大な面積に数多く点在していることに加え、少子高齢化の到来に伴う労働人口の減少、さらに経済的な観点などから鑑みると、今後、維持管理に資する効率化を確実に進めて行く必要がある。橋梁の長寿命化を図るためには、橋梁部位の中で特に損傷を受けやすく短命である床版の長寿命化が必要不可欠である。道路橋のRC床版の劣化要因は、大型車両の輪荷重の繰り返し作用に加え、床版に生じたひびわれに雨水が浸入することで疲労耐久性が著しく損なわれるといわれている。さらに、環境条件により劣化が加速される。特に北海道においては、積雪寒冷な気象条件から起因する「凍害」や凍結防止剤散布による「塩害」の材料劣化を受ける過酷な環境にある。そこで、本研究では積雪寒冷地における既設RC床板の耐久性向上を目的とし、道内の床版打換工事で発生した使用済床版を用い、疲労試験を行うことにより、寒冷地RC床版の劣化プロセスを解明し、補修補強技術の開発を目指す。本文は、これまでの実験結果と、得られた知見、さらに今後の課題と方針について報告するものである。 |
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