作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 模擬泥炭を用いたジオグリッド巻き立て工法の埋設管浮上防止効果に関する土槽実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年度(技-31) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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佐藤大輔 | |
田頭秀和 | |
中村和正 |
抄録 |
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北海道内の泥炭等の軟弱地盤地帯における埋設管路では、融雪期の管内空虚時に地下水位上昇により管が浮上する問題に対応するため、ジオグリッドを使って上載荷重を増加させる工法が普及しつつある。しかし、その効果発現機構は明確になっていない。埋設管の浮上防止効果の検討に関して、一般的な土試料については多くの試験データが報告されているが、泥炭についての試験結果は少ない。また、試験施工による現地観測も複数なされているが、泥炭は地域や深度によってその性質が大きく異なり、しかも地下水位を制御できない、浮上に対する抵抗力の計測ができない、などの理由により特定の現地観測結果を他のすべての泥炭地盤に適用し評価することには問題がある。これらを解決するために、大型の土槽内に埋設した管を人為的に引き上げる模型実験を行うこととした。この模型実験を、ジオグリッドの配置方法や管浮上の方法を変えて数パターン実施し、断面形状の違いによる浮上抵抗力の相違を比較検討して、最も効果的、経済的な工法の解明を目的とする。本報ではその中間報告として、3パターンについて実験を行った結果を述べる。 |
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