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 土壌流亡予測式(USLE)での各種係数の全国と北海道との比較

作成年度 2005年度
論文名 土壌流亡予測式(USLE)での各種係数の全国と北海道との比較
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(技-37)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
今井啓
石渡輝夫
抄録
土壌侵食、特に水食は雨水や融雪水によって表土が移動するものであり、農耕地の地力低下だけでなく、堆積土砂による災害や水系環境の汚染をもたらす。このため、世界的には土壌侵食は土壌劣悪化の最大要因のひとつとされており、北海道でも地域によっては、降雨時や融雪時に土壌侵食の発生が散見される。土壌侵食は多くの場合、裸地状態で発生するため、原野状態や湛水状態の水田では発生しない。また、土壌侵食の程度は降雨量、土壌の種類、傾斜や斜面長、あるいは作物によっても異なる。このため、土壌侵食対策は要因別に検討することが不可欠である。そこで、今後の土壌保全対策に資するため、土壌侵食を要因別に解析する土壌流亡予測式(USLE)を用いて、地域別の侵食特性の解析を試み、その地域性を明らかにした。
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