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 夕張シューパロダムコンクリートにおける低品質骨材の有効利用について(第2報)-施工設備計画を踏まえたコスト縮減-

作成年度 2005年度
論文名 夕張シューパロダムコンクリートにおける低品質骨材の有効利用について(第2報)-施工設備計画を踏まえたコスト縮減-
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(技-47)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中川晋
石田時代
小川直樹
抄録
夕張シューパロダムは、昭和36年度に石狩川水系夕張川の夕張市南部地先に完成した大夕張ダムの再開発事業として、その直下流155m地点に建設される重力式コンクリートダムである。ダム周辺地域の地質は、石狩層群(古第三紀)、函淵層群(白亜紀)、蝦夷層群(白亜紀)の堆積岩が広く分布している。その中で品質や必要骨材量の確保に加え、アクセス道路、道立自然公園等の制約条件を総合的に検討した結果、ダムサイト基盤と同じ函淵層群の分布する現在の原石山を選定した。これまでの検討では、低品質骨材を内部用コンクリート骨材として有効利用することにより、歩留まりを向上させ、経済性及び自然環境への影響に配慮することとしてきた。しかし、一層のコスト縮減に向け検討を進めた結果、良質骨材と低品質骨材を混合し、コンクリートの配合を工夫することで、コンクリートの品質を確保しつつ施工設備規模を縮小することが出来る見通しとなった。本報告は、低品質骨材の有効利用と、現在実施中のコンクリート耐久性試験の概要について取りまとめたものである。
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