作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 三角型堤体を用いたタンデム型人工リーフに関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年度(技-54) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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山口圭太 | |
山本泰司 | |
田村真次 |
抄録 |
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人工リーフは、離岸堤の天端高を水面下に下げ、天端幅を長く設定するにより、離岸堤と同程度の機能を有する消波構造物である。近年景観上の理由などからその施工例が増えており、北海道中央南部に位置する胆振海岸においてもその整備が進められている。胆振海岸では従来、直立護岸等で防護を行なってきたが、海浜の侵食が激しく家屋の浸水被害や越波による被害が多発してきたことから沖合に人工リーフを、汀線に緩傾斜護岸という面的防護対策が進められている。しかしながら人工リーフの設置水深が深く施工費用が嵩むことから継続的にコスト削減、工期短縮に対する取り組みが行なわれている。ブロック型タンデムリーフもその一環として開発されたものである。本研究では、沖側の堤体を三角型堤体(30°×60°×90°)に置き換えた三角型タンデムリーフに関して 現行のブロック型タンデムリーフと同程度の水理機能を目指し、胆振海岸における代表的な波浪条件に対し水理模型実験を行ない、その水理特性を明らかにするとともに、三角型堤体の安定性について検討を行なうものである。 |
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