作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 河川水質事故における河川管理者対応の整理と問題点について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年(安-5) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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武田純 | |
羽石功 | |
斉藤和之 |
抄録 |
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近年、報告される水質事故の発生件数は年々増加する傾向にある。全国1級河川で発生した水質事故においては、平成16年度には1,000件を超えた。また、北海道内の1級河川における発生件数も、全国同様増加傾向にあり、平成15、16年には100件を越えた。突発的に発生する河川の水質事故は、流域の利水者、住民の生活・経済に被害を与えるばかりか、河川環境、海域環境にまで影響を及ぼすものである。その中で、事故発生の際に、流域利水者、住民などに事故に関する情報の提供と、河川管理者としての水質調査の具体的な方法、箇所、項目などを速やかに決定し行わなければならない。また、水質調査項目は水質事故の汚濁物質の種類により変化するものであり、その調査項目の必要性と、その調査によって何がわかるのか、値の増減が示す意味がどう言うことなのかが、一般的には良く知られておらず、流域住民およびマスコミに対し、理解しやすい説明が必要となる。本論文は、H17年度に網走管内で発生した大規模な水質事故の対応を例に河川管理者が行うべき対応の整理とこれまでの事故対応マニュアルの見直しに向けた問題点について報告するものである。 |
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