作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 谷底平野の河道平面形状の特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年(安-10) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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野上毅 | |
渡邊康玄 | |
安田浩保 |
抄録 |
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2003年に、北海道日高地方の沙流川上流域や厚別川では、既往最大の洪水により、流木を伴った洪水流が河道外に氾濫し、家屋、農地、橋梁、道路などに大きな被害が発生した。この災害は谷底平野における水害の典型例と言え、特に蛇行部において堤内地の内岸側を走る流れや谷底全体への氾濫が特徴的であった。近年、全国で発生している局地的に集中して大量に降る豪雨による洪水では、水位の急激な上昇が生じることから災害予測の伝達等のソフト的な対策が減災において相対的に重要となる。このソフト対策を有効に策定するためには、氾濫流の挙動や水害の危険度の空間的な分布を住民をはじめとする関係者が熟知している必要がある。災害予測のための検討の第一段階として、本研究は,日高の厚別川を事例に,大規模な出水が形成したと考えられる谷底平野の河道平面形状の特徴を把握し、地形的成因と氾濫流との関係についての考察を行い、その特徴を把握することにより、計画規模以上の洪水が生起した場合の堤内地に氾濫した流水の挙動を事前に把握する可能性を調べることを目的としている。 |
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