作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | エゾシカと車両との衝突事故対策の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年(安-28) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 三好 達夫(MIYOSHI Tatsuo) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
防災雪氷研究室 | 山際 祐司(YAMAGIWA Yuji) |
抄録 |
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北海道の東部地域では毎年、エゾシカと車両との衝突事故(以下、エゾシカ事故という。)が多く発生しており、交通安全上の課題の一つとなっている。そのため北海道内では、エゾシカ事故に対して警戒看板によるドライバーへの注意喚起や防鹿柵と横断ボックスによる道路上へのエゾシカの進入防止を図るなどの対応策がとられており効果を発揮している。このような状況においてもなお毎年多くのエゾシカ事故が発生していることから更なる対応が求められている。本研究は、エゾシカ事故の低減を目的に、エゾシカの道路横断特性や道路上におけるエゾシカと走行車両との関係などから事故に至る要因を捉え、対策を検討するものである。検討にあたっては、エゾシカの行動に与える影響が可能な限り小さく比較的安価で短期間に出来る対策が望ましいと考え、ドライバーに対してエゾシカ出現情報をソフト的、ハード的手段によって提供、注意喚起を図る総合的な対応策を目指している。本論では、試験的に実施した対策施設によるエゾシカの出現に与える影響、及びこれに対する道路利用者の意識について調査した結果を報告する。 |
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