作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 寒冷地における切土のり面小段工の凍上対策に関する検討について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成17年度(コ-12) |
発表会 | 平成17年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成17年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2006/02/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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豊田邦男 | |
外塚信 |
抄録 |
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寒冷地では、冬季に気温が低下することによって凍上現象が発生する。これまで北海道支社管内における凍上対策は、路面や構造物を対象に、数々の検討が行われてきたが、切土のり面に関しては、試験的に行われるものがほとんどで、建設、管理段階における対策工は未だ確立されていないのが現状である。平成7年に供用開始した道東自動車道十勝清水IC~池田IC間は、小雪寒冷地域であることから、のり面凍上の発生、鋼製のり枠の浮き上がり、小段排水溝・シールコンクリート及びたて溝等に損傷被害が発生した。今後の延伸区間の建設および供用後の維持管理では、これらの被害防止と機能を確保するため、のり面凍上に関する対策を確立することが重要な課題である。本報文では、凍上被害によって大きな排水機能障害をもたらす小段排水工に着目し、管内の被害実態の把握、冬季小段排水工周辺の土中温度計測、気象条件などの調査を行い、損傷原因の究明とその対策工の選定について検討・提案したので報告する。 |
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