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 藻琴湖流域の水環境保全と農業の果たすべき役割

作成年度 2005年度
論文名 藻琴湖流域の水環境保全と農業の果たすべき役割
論文名(和訳)
論文副題 平成17年度(協-1)
発表会 平成17年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成17年度技術研究発表会
発表年月日 2006/02/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
田中真也
二本松寿
佐藤昌行
抄録
網走管農内のオホーツク海沿岸は、世界自然遺産にも指定された知床半島へと続く自然豊かな地域で、国定公園としての憩いの場であるとともに良質な海産資源に恵まれている。この地域では、ラムサール条約登録地である濤沸湖のほか、4つの湖沼(サロマ湖、能取湖、網走湖、藻琴湖) が存在する。これらの湖沼は、良質なシジミ・牡蠣貝などが生産されるなど豊かな資源を保有しているが、流域から流出する火山性土壌等による水質悪化や土砂堆積による湖沼の埋没等が共通の課題となっている。この課題を解決するためには、流域毎の環境保全対策を中心に、オホーツク沿岸の総合的な水環境保全に関する基本構想を作成し、水環境への負荷軽減及び保全対策等の取り組みを市町村の枠を超えた広域で検討し、関係機関が協働した体制で進めていくことが重要となっている。ここでは、5つの湖沼の中から多様な主体が参加した水環境保全対策を行っている藻琴川流域をとりあげ、水環境保全の取り組みと農業の果たすべき役割を紹介する。
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