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 学習的同定法を用いた洪水追跡

作成年度 1973年度
論文名 学習的同定法を用いた洪水追跡
論文名(和訳)
論文副題 昭和48年度(D-4)
発表会 昭和48年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和48年度技術研究発表会
発表年月日 1973/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小森保数
抄録
洪水追跡の手法には不定流計算、その簡易法、例えばMuskingum法など、および流出計算法を利用するものなどがある。不定流量計算は実際上困難であるし、他の簡易法は既往のハイドログラフから、モデルの諸パラメターを推定して用いるものであり、かなり固定的な方法である。ここで述べる学習的同定法は、単位図法と同様、荷重関数と入力関数とのConvolutionとして出力を推定するものである。しかし、ここに学習的という所似は、時間の経過、すなわち、入力情報を得るにしたがって、モデルのパラメター、すなわち、荷重関係を修正してゆくことにある。ダムを用いた洪水制御、洪水予報に当っては、洪水の追跡は基本的なものであるが、この方法は時々刻々の水文情報を用いて、即時的な洪水追跡を行うものである。
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