作成年度 | 1973年度 |
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論文名 | 桂沢ダムの再評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和48年度(D-27) |
発表会 | 昭和48年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和48年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1973/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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藤本保 | |
館谷清 | |
工藤昇 |
抄録 |
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最近、建設事業に伴なう環境変化、特に環境の破壊が問題となってきたため、未だ確立されてはいないが、環境アセスメントが試みられるようになってきた。これらの多くは、原因と結果の環境マトリクスを作ることより、その影響をチェックし、対策を講じようとするものである。しかしながら、この環境案マトリクスも、具体的な因果関係、たとえば、ダムの出現による周囲の動植物の変化とその程度、河川等に与える影響等が明らかにされていないため、また各要素が同一のスケールによって評価することができないため、これだけで一つの事業を評価することはできないと思われる。また、環境の評価は、これらの事業ばかりではなく、既に完成した事業に対しても、その事業が計画等の目的を果たしているのか、自然環境等にどのような影響を与えてきたかということを考える必要があるであろう。この過去の事業の見直しが、これらの事業に何らかの役に立つと思われる。そこで、昭和32年に完成した桂沢ダムについて、工事に伴なうものは除き、施設およびその利用によって出現した環境の変化を、評価マトリクスを用い、特に計画と比較検討する意味で、出来る限り再評価することにする。 |
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