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 留萌港南防波堤消波工の設計と施工について

作成年度 1973年度
論文名 留萌港南防波堤消波工の設計と施工について
論文名(和訳)
論文副題 昭和48年度(F-5)
発表会 昭和48年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和48年度技術研究発表会
発表年月日 1973/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
渡部昌彦
抄録
留萌港は世界有数の激浪の来襲する港で、特に秋期から冬期にかけては、季節風による波浪が著しく大きく、この期間は最大波高6.0m以上が4~5回/年、波高は通年270°~310°が卓越している。昭和39年度から港内の静穏を高めるため、南防波堤の増設が進められてきたが、近年この港口附近においては海難事故が多発し(44.2慶洋丸、45.12ヘインズ丸)、特に冬季の入出港に不安がある港といわれ、さらには47年2月石炭専用船が入港の際南防波堤を越波した波浪により操船を誤り、北防波堤基部外側海岸に乗揚げ座礁を起したことから、48年度に南防波堤の130m延長、および嵩上げ、さらには420mに亘り32t、40tの大型消波異型塊約4,300個の製作・据付を施工した。この報文は、その計画と施工についてまとめた。
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