作成年度 | 1973年度 |
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論文名 | 美々試験道路の調査結果について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和48年度(B-16) |
発表会 | 昭和48年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和48年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1973/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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黒井信雄 | |
久保宏 | |
美馬孝 | |
滝沢勇一 |
抄録 |
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積雪寒冷な北海道に舗装道路が築造されたのは昭和27、28年度施工の一般国道36号札幌~千歳間が始まりといえる。また輸送手段は従来の馬車などから自動車輸送に急激に変化した。近年の交通量の増大はいちじるしく、また通年供用性を使命とする国道などでは、冬期の安全除雪が行なわれている。冬期間路面が完全に露出されると凍結深さは、除雪が行なわれない場合により一般に大きく、また凍上量も大きい。春先の融解期には路床、路盤の支持力はその含水量の増大によって小さくなり、重車両の通過に伴って道路舗装が破壊される場合が多い。このため凍上と融解期に期待される支持力についての対策が問題となってきた。これら、凍上や支持力についての諸問題を解明するために、北海道開発局では苫小牧市美沢地内に国道36号に沿って美々試験道路を昭和35年度から築造し、凍上、支持力対策を主なテーマとして寒冷地道路の舗装構造などに関する調査研究を開始した。その後試験道路の構造を2,3変更し今日にいたっている。ここでは昭和42~46年度までの調査結果について、支持力を中心にして述べ、2,3の検討を加えて報告する。 |
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