国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

 土のポアソン比の測定例

作成年度 1973年度
論文名 土のポアソン比の測定例
論文名(和訳)
論文副題 昭和48年度(E-11)
発表会 昭和48年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和48年度技術研究発表会
発表年月日 1973/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
坂田資宏
宗好秀
斉藤三哲
岸洋一
抄録
道内に作られるフィルダムの中には、数十米に及ぶ堆積層の上に築堤されるものがある。このようなダムは当然、その基礎地盤を含めて堤体の安定性が検討されなければならない。近年、電子計算機の発達と有限要素法の開発によって、これまで不明であった土の応力変形特性に関する問題について、かなりな精度で予知することができるようになった。基礎地盤としての堆積層は、築堤による乗載荷重をうけ、圧密沈下といった変形を生じる。それは三次元の変形であって、その解析には強度定数C、∮、変形係数E、ポアソン比Vといった諸定数が必要である。このうち、C、∮、Eについては、三軸試験の「応力~ヒズミ」関係により求めるのが常識とされているが、Vの求め方については、まだ、確立したものができていない。今回、旭川開建管内「しろがね」ダムの堆積地盤に関する解析に伴い、土のポアソン比の測定を行なった。測定に先だって、ゴム供試体による試験を実施したが、それは、試験操作の手順や測定値の概念を得るために、きわめて有用であった。それらの測定法を含めて問題点の考察を述べる。
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.