作成年度 | 1974年度 |
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論文名 | 渚滑古川の浄化対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和49年度(D-6) |
発表会 | S49年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | S49年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1974/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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初馬誠二 | |
山川雅三郎 | |
畑山行雄 |
抄録 |
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人間生活と生活地域の環境は重要な影響があり、特に河川とは密接な関係をもっている。近年流域の開発が進み、都市周辺の河川は汚濁が進み家庭下水や工場排水に起因する有機物質が極めて多く、汚濁の因子も多様化し、生活環境の面から悪臭の発生、農水産資源保護においても各種の悪影響を与えている現状では深刻な公害問題である。河川の最低の水質基準値はBOD10PPMとされている、工場等から河川に処理した水をBOD20PPMで放流しても河川に清浄な流水が豊富で充分希釈することが可能ならば、環境基準値は達成されるだろう。だが清浄な希釈用水は汚濁水の2~3倍で、その確保は困難である。このような地域の河川の水質を悪臭が発生せず、魚が住める状態に取戻すためには、河川の河道貯留を排除する導水方法により、河川の自浄作用を促進させ古川に清流を取戻し生活環境を向上させたい。 |
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