作成年度 | 1974年度 |
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論文名 | 小樽内ダムの環境アセスメントについて-第1報・・・植生調査- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和49年度(D-18) |
発表会 | S49年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | S49年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1974/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小松俊一 | |
中村興一 |
抄録 |
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北の都、札幌市の中心を横切る豊平川の洪水調節及び、その市民の水ガメとして計画されている小樽内ダムは支笏洞爺国立公園の北東端に建設が予定されている。ダムサイトは国立公園第2種特別地域に含まれ、流域の大部分は水源涵養保安林に指定されている、又、豊平川の2次支川小樽内川が1次支川白井川と合流するダムサイト下流1km地点は札幌の奥座敷といわれている定山渓温泉街がある。ダム規模はダム高110.5m、堤頂長420m、総貯水量7,180万m3、コンクリート量115万m3に及び、特にダム高では道内一の高いダムとなる。このように自然条件、社会条件からも小樽内ダムの建設は多くの方面に一時的、あるいは長期にわたり影響をおよぼすものと思われる。特に国民経済の発展とともに、市民の価値感は急激に転換しつつあり、人間性を回復し、文化的生活を営む上に欠かすことのできないものとして、自然を保護保全する声が市民サイドから高まってきた。このようなことから、今年度は、小樽内川流域について、森林の現況把握と、その立地環境を評価したものである。 |
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