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 浚渫工事俳泥汚濁の処理方法について-高分子凝集剤に依る汚濁処理の実験的考察-

作成年度 1974年度
論文名 浚渫工事俳泥汚濁の処理方法について-高分子凝集剤に依る汚濁処理の実験的考察-
論文名(和訳)
論文副題 昭和49年度(D-20)
発表会 S49年度技術研究発表
誌名(No./号数) S49年度技術研究発表
発表年月日 1974/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
今野義晴
深尾哲
沢田美智男
大江晴雄
抄録
開発事業と環境保全の調和は、建設技術者の理念として、更にテクノロジーアセスメントに基ずく開発が基本となり、現行の施工法についても、これらの認識に立って再検討する必要がある。特に河川汚濁が進行しつつある現状の中で、開発局を始めとする、各種機関で、河川の水質調査が、行われて夫々の河川の水質特性が解明されて居り、河川改修に於ける浚渫の泥排水、及び、カッター攪拌に依る汚濁が注目されるところとなり、施工に当っては、汚泥水の流出を防ぐ配慮があるが、現在の工法では、水質汚濁の点ではウィークポイントとなっている。直轄河川の「水質汚濁に係る環境基準の水域類型の指定」が、昭和49年5月14日に施工され、豊平川に於いても、上流(白川浄水場取水口から上流)が該当類型「A」。中流下流が「B」となった。この機会に豊平川浚渫工事の俳泥汚濁について、調査すると共に、処理法については、従来の俳泥池と遊水池のみでは、泥水懸濁物質の自然沈降には限界があるため、高分子凝集剤を泥水に混入する方法に依り強制沈降を計る、現場処理を試験的に実施し、河川浚渫に於ける、将来のこの種の汚濁処理法について検討を加えたので報告するものである。
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