作成年度 | 1974年度 |
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論文名 | 泥炭性軟弱地盤基礎処理試験について -第4報- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和49年度(A-9) |
発表会 | S49年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | S49年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1974/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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太田政一 | |
河野文弘 | |
佐々木晴美 | |
木元喬之 | |
能登繁幸 |
抄録 |
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一般に泥炭とは、植物の遺体が分解不十分のまま多年にわたり自然に堆積したものであり、このような泥炭が北海道には約20万ヘクタール(北海道農業試験所の資料による)にわたり分布している。その主な地域は主要河川の流域に発達し、石狩、釧路、天塩、北見など全道的に存在している。近年、これら地域の土地利用の増大と共に、泥炭性軟弱地盤における弊害がクローズアップされてきた。しかし、泥炭性軟弱地盤の特性である圧縮性の大きいことや、セン断強度の小さいこと、また、種々の工学的な特異性がこれら地域の土木構造物の施工、安定性などに各種の問題を提起している。現在、泥炭性軟弱地盤の基礎処理対策工として種々な工法が取り上げられているが、実用的な選定基準、設計方法などについては未だ結論的なものは出ていない。本報告を第4報とする一連の報告は、このような現状をふまえ昭和46年度を初年度として、江別市豊幌の泥炭地盤に基礎処理試験場を設け、在来の対策工法の適用性、また、新工法の開発などを目的として調査検討したものである。 |
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