作成年度 | 1974年度 |
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論文名 | 防波堤沿いの流れの特性について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和49年度(F-4) |
発表会 | S49年度技術研究発表 |
誌名(No./号数) | S49年度技術研究発表 |
発表年月日 | 1974/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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堤敏郎 | |
福田光男 |
抄録 |
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砂浜海岸に建設された港湾は、多かれ少なかれ漂砂による埋設の問題をかかえている。埋設の原因については種々の要因が重なり合って起こることが知られ、埋設のパターンも同一ではなく、その機構は不明確な点が多い。尾崎は小規模港湾における堆積、埋没の類型化を試み、それぞれのパターンを支配する要因について検討を加えている。筆者らは、当試験所の実施した十勝港の漂砂調査で観測された下手防波堤に沿う沖向きの流れが砂を運搬する一因となっていると考え、沿岸流と逆向きとなる沿い流れが、外力としては波浪のみによって生じ得ることを実験的に確かめた。本文は、海底勾配1/50の平行海浜における沿い流れの流速、流況と防波堤の長さの関係について調べ、さらに平均流速で摩擦速度を近似し、掃流され得る砂粒子の粒径についても考慮するものである。 |
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