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 松前バイパスについて-路線の選定から着工初年度まで-

作成年度 1974年度
論文名 松前バイパスについて-路線の選定から着工初年度まで-
論文名(和訳)
論文副題 昭和49年度(B-8)
発表会 S49年度技術研究発表
誌名(No./号数) S49年度技術研究発表
発表年月日 1974/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大浅勲
内藤亨
横山幸雄
抄録
一般国道228号の起点函館市より津軽海峡に沿って約93km西南に離れた日本海沿岸に位置する松前町は本道唯一の城下町であり、かつ道南の歴史発祥の地といわれながら、本州との往来が直接松前から海路で行なわれていたためか、この地方の道路は長く集落間の連絡路的使命のまま最近に至った。しかし昭和45年をすぎ我が国産業経済の急速な発展にともない、全道はもとより本州からも訪れる観光客が全国的に名を知られる松前桜の咲きほこる季節から海水浴シーズンにかけて急増し、せまい国道はあふれるような歩行者と車の渋滞により地元住民は生活の一部をも脅かされる状態となり国道改築の必要性が強く叫ばれるようになった。函館開発建設部ではこの行政需要にこたえて昭和46年から2次改築計画の立案に入り、ルートの選定、地元住民から要望の検討などに約2ヶ年半の年月を費し、昭和49年から本格着工のはこびとなった。本報告では比較路線の選定から、本格着工初年度までの経過をのべ今後の海岸地方市街部における改築計画の参考にしたい。
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