国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 樋門改築に係るライフサイクルコストの考え方について

作成年度 2006年度
論文名 樋門改築に係るライフサイクルコストの考え方について
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(コ-1)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
下舘巧
一法師隆充
稲澤豊
抄録
千歳川は1級河川石狩川の一次支川であり、流路延長107.9km、流域面積1,224.6km2の緩流河川である。数十万年前の千歳川流域は、日本海と太平洋を繋ぐ海の底であったが、約3万年前の火山活動等により陸化したと考えられており、軟弱地盤を含む広大な低平地が広がっている。このため、度々洪水被害に見舞われてきた地域である。平成16年に策定された石狩川水系河川整備基本方針に基づき、平成17年4月に千歳川河川整備計画が策定された。当該計画に位置づけられた整備メニューのうち、堤防断面を拡幅する「堤防強化」に伴い既設樋門を延長する必要が生じた。近年、公共事業実施に対するコスト意識はますます高まっており、その工法選定に当たっては、適切なコスト比較を踏まえた検討が必要不可欠である。本報告では、延長する必要のある既設樋門について、継足しのケースと、既設樋門を撤去して新たに設置するケースの比較検討のための評価手法の一つとして、樋門改築にかかるライフサイクルコストについて検討した。
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