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 大粒径アスファルト混合物の適用に関する研究

作成年度 2006年度
論文名 大粒径アスファルト混合物の適用に関する研究
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(コ-10)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
金子雅之
田高淳
丸山記美雄
抄録
厳しい財政状況の下、より効率的な社会資本整備を進めるために、舗装整備においてもコスト縮減への取り組みが行われている。こうした中、従来のように初期工事費削減に重点をおいた舗装工種の選定手法に限らず、維持管理費や利用者費用等を合計したライフサイクルコストを縮減する手法の活用が期待されている。コスト縮減に向けた様々な工法や材料が研究や開発がなされている中、大粒径アスファルト混合物を使用するシックリフト工法やQRP工法(Quick Repair Pavement 急速舗装修繕工法)の施工においては、施工費の縮減や工期の短縮や舗装の長寿命化を図る技術として活用が期待される。北海道の国道においては、舗装補修原因の大半が塑性流動によるわだち掘れによるものである。大粒径アスファルト混合物(以下大粒径混合物)により、わだち掘れを抑制することで舗装の長寿命化が可能となり、維持修繕回数や工事規制回数を減らせることから、LCCの縮減効果が期待できる。また一層の舗装厚を厚くすることにより、施工の効率性向上や施工費のコスト縮減にも繋がる。そこで本研究は、基層や上層路盤における大粒径混合物の疲労破壊特性や、実舗装に使用した場合における、LCC縮減を含め耐久性に関する評価を行った結果について報告する。
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