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 北海道の高速道路における新たな舗装混合物の開発と施工状況について-北海道に適した表層混合物を目指して-

作成年度 2006年度
論文名 北海道の高速道路における新たな舗装混合物の開発と施工状況について-北海道に適した表層混合物を目指して-
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(コ-15)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
緒畑和也
北川純一
西岡恵治
抄録
東日本高速道路㈱北海道支社管内の高速道路は、平成17年度末現在で約5割が高機能舗装化されている。高機能舗装の整備が進むにつれ、面的もしくは部分的なラベリングやポットホール、骨材の散逸進行に伴う舗装厚の減少が深刻化してきた。損傷の原因としては、冬期における凍結融解作用や浸水によるアスファルトの剥離及び、スチールエッジを使用した除雪作業等、厳しい気象条件によるものが考えられる。これらの損傷により、高機能舗装の排水機能や乗り心地の悪化に伴うお客様サービスレベルの低下及び、舗装構造物自体の耐久性の低下に繋がっている。早いところでは、施工後4~5年で補修が必要となることから、補修サイクルの短縮がライフサイクルコストの増大に繋がっている状況である。これらの状況から、積雪寒冷地での過酷な供用条件に耐え、かつ高機能舗装と同程度の機能を有する新たなアスファルト舗装混合物の開発を行った。本報文は、室内試験レベルにおける各種アスファルト舗装混合物の比較検討結果及び、高速道路本線での施工に至るまでの取組状況を報告するものである。
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