作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 堤防の力学的構造に関する考察-堤防質的整備詳細点検に関する報告 第2報- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成18年度(安-2) |
発表会 | 平成18年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成18年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2007/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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須賀可人 | |
一条正憲 | |
尾関敏久 |
抄録 |
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平成12年のいわゆる東海豪雨や平成16年7月新潟・福島豪雨、同年の台風23号など、近年、想定を超えるような降雨とそれにともなう水害が全国的に見られている。さらに、大雨が増加する傾向が今後も継続する可能性を示す研究結果も報告されている。このため、全国の河川におけるこれまで以上の治水対策が求められようになってきた。一方、平成14年7月に「河川堤防の構造検討の手引き」がまとめられ、水理学的・土質工学的な知見をもとに、河川堤防に求められる耐浸透・耐侵食・耐震機能について、安全性照査の実務的な手法が整理された。このような状況から、これまでは量的な整備が進められてきた河川堤防については、洪水時にも決壊等のないような質的な整備が必要となり、実施されることとなった。本稿は、石狩川上流域の堤防詳細点検から得られた堤防の複雑な履歴や堤体材料の性状が堤防の安全性に与える影響について論じた第1報に続き、粗粒土(礫質土・砂質土)で構成される堤体や基盤における物性値や、それらに対する浸透安全性の感度分析について報告するものである。 |
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