作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 間伐材を用いた木製防雪柵の試験施工について-昨年度の冬期調査結果と採用タイプの最終決定- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成18年度(環-13) |
発表会 | 平成18年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成18年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2007/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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森山陽平 | |
井内彰宏 | |
加賀谷芳之 |
抄録 |
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吹雪による視程障害が多発する地域にある道路には、冬期間の道路交通を確保することを目的とし、視程障害対策として主に防雪柵の設置が施されている。現在整備が進められている旭川紋別自動車道 白滝丸瀬布道路は、吹雪による視程障害が多発する地域を通過する路線となる。この白滝丸瀬布道路は、高規格幹線道路という路線の重要性からも、道路供用前に十分な視程障害への対策が必要であり、その延長は数キロにわたるものとなる。現在、この視程障害対策としての防雪柵は、耐久性や経済性の観点から、その殆どが鋼材による製品が採用されているが、網走管内の白滝丸瀬布道路周辺には、植樹されたカラマツやトドマツが間伐時期を迎え、十分な間伐材の確保が可能となっている。この間伐材を高規格幹線道路に設置される防雪柵の材質に用いることにより、産出された大量の間伐材を有効利用することが可能になることから、木製防雪柵の調査検討は、資源の有効利用および経済的な観点から重要な課題となっている。本論では、試験的に施工した木製防雪柵の検討内容および効果を把握するために行った現地調査の結果と、その結果に基づいて採用された木製防雪柵について報告する。 |
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