国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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 資源作物によるエタノール原料供給モデルの事例検討

作成年度 2006年度
論文名 資源作物によるエタノール原料供給モデルの事例検討
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(環-24)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
大深正德
中村和正
樺澤雅之
抄録
農林水産省は、国産バイオ燃料の本格的導入のため、経営所得安定対策等実施要項(平成18年7月21日省議決定)にバイオ燃料の利用促進を明確に位置づけ、また、この方針に沿い「バイオ燃料地域利用モデル実証事業」等の平成19年度予算を要求している。これに関連して、平成19年度にJA北海道中央会がバイオエタノール実証プラントを十勝管内清水町のホクレン清水製糖工場敷地内に建設すると新聞等で報じられた。このように、北海道内でのバイオエタノールへの関心が高くなっている。一方、独立行政法人土木研究所寒地土木研究所では、平成16年度より農水省からの受託研究である農林水産バイオリサイクル研究「寒冷地域におけるバイオマス資源のエネルギー利活用システムの開発」を実施してきた。この研究は、寒冷地域を対象として、低利用農地を活用してバイオエタノール原料用の資源作物を安定的に供給する技術の確立や、資源作物からのバイオエタノール生産による農村振興の促進を支援できるような社会システムの解明を目的としている。ここではいくつかのバイオエタノール原料供給モデルを作成して比較検討を行いバイオエタノール原料用の資源作物に適する農作物種と輪作体系を明らかにした。その検討成果について報告する。
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