作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 河川工事におけるオオタカの繁殖に配慮した事例について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 平成18年度(環-32) |
発表会 | 平成18年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 平成18年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 2007/02/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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花山知志 | |
嶋崎正美 | |
井深幹剛 |
抄録 |
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幾春別川新水路事業は、石狩川中流域の洪水対策として平成3年度から実施しており、平成18年度に概成する予定である。本事業では、必要な盛土材料の周辺確保が難しく、平成16年度事業中に発生した土砂を石狩川左岸に仮置し平成17年度に再利用する計画で工事を進めてきた。しかし平成17年3月に仮置場付近にて希少猛禽類であるオオタカの営巣が確認され、工事による繁殖への影響を評価・検討した結果、平成17年度においては、当該箇所からの土砂採取を断念し別の箇所から採取を行った。平成18年度事業では、当該箇所からの土砂採取が不可欠であったが、平成18年4月に当該箇所付近にてオオタカの営巣が再度確認された。そのため、学識経験者の指導を受けて、影響の大きな時期における工程の調整、注意事項の協議を行い、繁殖への影響を観察しながら土砂採取を行うこととなった。本報告は、オオタカの繁殖ステージに合わせてモニタリング調査を行いつつ土砂採取・運搬等を行い、無事にオオタカの巣立ちをむかえることができた事例を紹介するものである。 |
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