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 天塩川流域における自然再生への取り組みについて- 魚類等の移動性確保に向けての関係機関との連携-

作成年度 2006年度
論文名 天塩川流域における自然再生への取り組みについて- 魚類等の移動性確保に向けての関係機関との連携-
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(環-37)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
首藤初恵
田中和浩
一条正憲
抄録
天塩川は北見山地天塩岳(標高1,558m)を水源とし、士別市、名寄市などがある名寄盆地の農業地帯を潤しながら北へ向かって流れ、天塩町で日本海に注ぐ、幹川流路延長256km、流域面積5,590km2 の日本最北の大河である。流域上流部の天塩川源流部周辺は天塩岳道立自然公園に指定され、下流部にはサロベツ湿原を含む利尻礼文サロベツ国立公園が広がっている緑豊かな自然と動植物が見られる河川である。その中でも河川に生息する代表的な生物として魚類を例にとると、中流部の幌延町、中川町、美深町にサケ捕獲場が設置されており、流域の支川にも広くサケやサクラマス等の遡上・自然産卵が確認されている。現在、天塩川水系河川整備計画(原案)の中では、この自然豊かな天塩川流域を整備していく上で治水面との整合を図りながら進めなければならない河川環境の整備と保全に関する事項の1つに「魚類等の移動の連続性の確保」を掲げ、魚類の移動を阻害する河川横断工作物について関係各機関と連携・調整し魚道等の整備推進を図ることとしている。本発表では、現在北海道(上川支庁・旭川土木現業所)などと連携し進めようとしている魚類等の移動の連続性確保に向けた取り組みについて報告する。
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