| 作成年度 | 2006年度 |
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| 論文名 | 遊水部付生け簀ケーソンの水質特性について |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | 平成18年度(環-48) |
| 発表会 | 平成18年度技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | 平成18年度技術研究発表会 |
| 発表年月日 | 2007/02/21 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 牧田佳巳 | |
| 山本潤 | |
| 阿部寿 |
| 抄録 |
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| 根室半島の先端に位置する温根元漁港において、港内波除堤先端部に蓄養機能を有した遊水部付生け簀ケーソン2 函(10m)が2004年度までに整備された。これは、波除堤機能を有した遊水部に生け簀が併設した構造となっており、波浪によって導水孔から流入した海水により生け簀内の糞や残餌を排水孔から排出することを想定している。この生け簀ケーソンの適正な利用を図るためには、対象種に応じた好適な水質環境の確保が必要であり、特に溶存酸素量(DO)は重要な項目の1つである。本研究は、この生け簀内溶存酸素量を、波高や潮位などの海象条件から算定する手法を確立し、蓄養対象種別に蓄養可能量を推定することを目的としている。本報告では、水質の悪化が最も懸念される夏季において実施した流況および水質観測より明らかとなった生け簀内の水質特性と、DO収支計算による生け簀内溶存酸素量の再現結果について報告する。 |
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