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 石狩川における河道貯留量の推算

作成年度 2006年度
論文名 石狩川における河道貯留量の推算
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(技-22)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
桑村貴志
田中徹
佐々木誠
抄録
河川では、河道形状の影響を受けて洪水流の流量ハイドログラフが河道内を変形しながら流下していく。このような河道貯留現象は古くから知られていたものの、貯留の機構の解明にはいたっていなかった。近年、福岡らにより系統的に貯留の機構の解明が始められ、広い高水敷と複雑な平面形を持つ大河川や大小河川が合流している箇所において無視し得ない大きさの貯留効果があることが指摘されている。広い高水敷を持つ石狩川においても同様の河道貯留が生じていると考えられ、河道特性をより反映させた河道計画を立案していくためには、河道貯留量を定量的に評価できる流況解析手法の確立が必要となる。本研究では、石狩川中流部を対象として非定常流二次元モデルを構築し、実際の水位観測結果から洪水時の河道貯留量を推算を試みるものである。
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