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 猿別幹線排水路における分流施設の設計について

作成年度 2006年度
論文名 猿別幹線排水路における分流施設の設計について
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(技-31)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
濱村誠一
林進
志賀野孝
抄録
直轄明渠排水事業 更別地区は、十勝支庁管内の南部に位置する河西郡更別村に広がる畑地2,509haを受益とし畑作・酪農を中心にした大規模な土地利用型農業が行われている。地区内を流下する排水路は、土地利用の変化等により流出形態が著しく変化したことから通水不足が起こり、周辺農地に湛水被害が発生し、効率的な農作業を阻害するようになった。このことから本地区では、猿別幹線排水路他3条を整備することにより、農作業の効率化を図り、農業経営の安定と地域農業の振興に資することを目的としている。また、猿別幹線排水路の下流部には、北海道自然環境等保全条例の「学術自然保護地域」に位置づけられている「十勝坊主」の群落地があることから、地域の環境に配慮しこれを保全する排水計画とした。猿別幹線排水路の整備方針については、十勝坊主保全のため、この部分は不施工とすることを前提に分流案、新堀排水路案等のケースについて、経済性及び環境配慮等総合的に検討した結果、分流案を採用し、これに伴う分流施設の新設を計画した。本報文は分流施設の設計に当り、経済性から台形堰と小規模の施設でも分流する施設としてラビリンス堰を検討するとともに、水理模型実験でその能力を検証したので経緯を発表するものである。
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