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 スルメイカ漁場形成の移動性と漁港や市場流通圏の関係について- いつも新鮮なイカが食べられる理由-

作成年度 2006年度
論文名 スルメイカ漁場形成の移動性と漁港や市場流通圏の関係について- いつも新鮮なイカが食べられる理由-
論文名(和訳)
論文副題 平成18年度(技-45)
発表会 平成18年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 平成18年度技術研究発表会
発表年月日 2007/02/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
浜田和哉
岡島大二
鎌田昌弘
抄録
北海道におけるスルメイカの生産は、約7万1千トン、約190億円(H16北海道水産現勢)と生産量、生産額ともに2割以上の全国シェアであり、北海道の代表的な水産物となっている。スルメイカの漁場は、日本海(6月~10月)と太平洋(8月~11月)の群に分かれ、北上と南下の移動を繰り返す特性を有しており、その魚群を追ってイカ釣操業が行われている。北海道では6月1日に操業が解禁され、地元漁船はもとより、九州から青森県までの広範な地域から年間約500隻の小型イカ釣漁船(30トン未満)が往来し、北海道の第3種・4種漁港並びに港湾において陸揚げや準備等作業が行われている。本報告は、平成17年現在のスルメイカ漁場の形成状況や、陸揚港の利用実態を明らかにするとともに、漁場形成箇所と陸揚港の利用関連性を分析し、スルメイカ流通の実態把握、消費者によるイカ産地の評価、スルメイカ漁業における北海道の第3種・4種漁港の役割、同漁業における地域経済的波及効果並びに効率的・効果的な漁港整備の整備方針について明らかにしたものである。
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