作成年度 | 1963年度 |
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論文名 | 鋼管グイを用いた橋台の水平試験について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和37年度(5) |
発表会 | 昭和37年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和37年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1963/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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小坂久基 |
抄録 |
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橋梁基礎に用いられる鋼管グイの設計には、一般に①外力に対して、安全な許容応力および支持力を有すること。②構造物の機能を損なうほど過大な変位を生じないことが必要な条件である。前者の安定の問題に対しては、種々の資料や土質試験などにより、ある程度信頼をおける計算を行なうことができるが、後者の変位の問題は、基礎地質の不均一であること、また種々の仮定を含むため、計算が複雑であるにもかかわらず、誤差が比較的大きい。最近橋梁基礎に限らず、広く軟弱地盤における構造物の基礎として、鋼管グイが盛んに使用されているが、われわれはその設計に際しより合理的な計算方法を見出そうとしている。特に鋼管グイを基礎としてでき上がった構造物に外力が作用した場合、鋼管グイにおける力学的相互作用が、どのようなものであるかという問題は、われわれに与えられた大きな課題であると考えられる。この報告は、上記の問題に対する究明の第一歩として、昭和37年度に施工された一橋梁鋼管グイ基礎工に実施された試験の内、クイ群の水平抵抗試験の結果と、理論計算の結果を変位量を以って比較したものである。 |
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