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 忠別川の河床変動について(中間報告)

作成年度 1963年度
論文名 忠別川の河床変動について(中間報告)
論文名(和訳)
論文副題 昭和37年度(40)
発表会 昭和37年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和37年度技術研究発表会
発表年月日 1963/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
中田瞭司
抄録
忠別川は本道屈指の急流河川で改修区域内においても、河床勾配1/100を割る箇所が多い。自然河川においては常流と射流の限界勾配は大略1/200程度といわれており、このことからも河床変動の著しいことが推定されるので、昭和27年度より定期的に縦横断測量を実施してきたのである。この調査は今後も経続して行ない最終的には河床の動的安定勾配を求め、床止め、護岸、水制などをこの成果に照して築造、布設し安定した河道計画を樹てることがその目的となっている。しかし本文は中間的報告であって主として、石狩川合流点から東川町東橋上流3Kmまでの21Km区間について縦断的な河床の変動を量的に考察したにとどまった。なお忠別川の河床変動については、第1回開発局技術研究発表会において高橋毅技官により「忠別川の土砂移動について」と題して昭和27年から昭和30年までの経緯について明らかにされているが、本文はその後の昭和34年までの実測値を追加したものである。この間昭和29年の大正橋の流失を伴った8月4日と昭和30年8月と2回の出水をみたがその他の年は平穏で、土砂流出機構の詳細および中程度以上の出水による影響については今後の調査研究にまたねばならない。
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