作成年度 | 1963年度 |
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論文名 | デーゼルエンジンオイルS-3の実用試験報告について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和37年度(55) |
発表会 | 昭和37年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和37年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1963/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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井田勝也 |
抄録 |
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最近建設機械用デーゼルエンジンオイルとして、DS級のS-3が使用されるようになってきた。交換時間は現用DG-DM級の2倍以上で、磨耗が少なく高性能をもっており、オーバーホール、ボーリング時間が延長され資料のとおりであれば経済効果上も有利である。しかし現用のDG-DM級オイルを対象として設計されている国産建設機械に現用オイルと同じ取扱いでS-3オイルを使用した信頼できる資料が少ないので、実用試験を行なった。磨耗に対しては種々の困難がともなうので、信頼されている実験室的キャタピラエンジンの台上試験データーを信頼することとし、ここではオイルの性状試験を行ないオイルの劣化状況を監視しながら交換時間の延長を行ない、オイル消費量と金額の面から経済性を確かめることを主とした。S-3エンジンオイルの銘柄は各種あり、キャタピラ社承認のものであればその性能に実用上大きな相違はないものとして試験実施の便宜上から、日本石油ハイデーゼルS-3、出光興産ダフニデーゼルモーティブS-300を使用した。 |
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