作成年度 | 1963年度 |
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論文名 | 既設コンクリートのセメント含有量の測定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和37年度(6) |
発表会 | 昭和37年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和37年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1963/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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伊藤洋二 | |
河西好子 |
抄録 |
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硬化したコンクリートを化学分析することによって、そのセメント量あるいは配合を推定しようという試みは古くからいろいろな立場で多くの実験報告があるが、まだその試験方法は確立しておらず、いずれも推定の域を出ないのが現状である。また化学分析以外の手段、例えば放射線を利用する方法による研究もなされているが、とにかく硬化したコンクリートの配合ないしはセメント量だけでも推定しようということは、それ自体相当困難な問題であるといえよう。しかし、コンクリートの耐久性に関連して損傷をうけた構造物の学究的な立場からの分析ばかりでなく、現場施工における実際的な問題を解決するためにも化学分析によって相当正確な結果が得られれば大いに実用上の価値があると考えられる。この報告においては、より精度のよい試験方法を確立する前段階として現在までに行なわれている方法を比較し、主として分析方法について検討した。 |
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