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 泥炭地における既設築堤の長期経過後の基盤状態について-夕張川築堤調査-

作成年度 1963年度
論文名 泥炭地における既設築堤の長期経過後の基盤状態について-夕張川築堤調査-
論文名(和訳)
論文副題 昭和37年度(9)
発表会 昭和37年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和37年度技術研究発表会
発表年月日 1963/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河合裕志
高安隆郎
抄録
われわれの研究室では昭和28年より、主として石狩川下流域の泥炭地において「泥炭地における河川築堤の土質工学的調査研究」と題して、泥炭性軟弱地盤の盛土による基盤の安定、圧密沈下などを調査してきた。この夕張川築堤調査は上記の関連調査として昭和35年度に実施したもので、築堤基盤の圧密沈下、圧密沈下に伴う基盤強度の変化などを各種のサウンディングによって測定し、また不攪乱試料による基盤土の物理性、圧密常数、強度特性の比較検討を行なった。その一部については、昭和36年度の研究発表会において要望課題「泥炭地における盛土築堤の安定と沈下について」の中で報告している。夕張川(新水路)は、旧夕張川長沼付近から幌向原野を通って石狩川本流江別付近に抜ける全長10Kmほどの捷水路であり、大正末期に着工して昭和10年頃完成したが、施工当時の資料はほとんどない。築堤は完成後ほぼ30年あまりを経ているが、施工時の基盤破かい現象のあとを随所に示している。本報告では、上記の調査結果に基づいて基盤および基盤土性の経年変化、および基盤の安定について若干考察を加えるものである。
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