作成年度 | 1963年度 |
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論文名 | 金山ダムサイト基礎岩盤の彈性波速度測定について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和37年度(12) |
発表会 | 昭和37年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和37年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1963/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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佐々木悌郎 | |
山田徳美 |
抄録 |
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近年ダムの設計理論、施工法が著しく進歩し、また、コンクリートの品質向上とあいまって、高さが150mを超えるようなハイダム(Hight Dam)の築造が可能となった。それに伴い基礎に対する考察も地質構造を明らかにするばかりでなく、基礎岩盤の物理的、力学的性質を解明することが必要となってきたのである。そのため、試掘横坑の掘削、ボーリングによる試料採取を行ない、岩盤内部の亀裂の状態、風化の程度、あるいは断層の有無などを調べる一方、応用地球物理学的考察が導入され、横坑内において、ジャッキ圧や水圧を利用し、岩盤の変形や破壊状態を調べ、力学的性質を明らかにしようとするもの、あるいは岩盤中を伝播する弾性波の速度測定から、岩盤内部の物理的性質を推定するものなど、いろいろな方法で調査、研究が行なわれているのが現状である。本報告は、37年12月約15日間にわたりグラウトを含めた基礎処理および掘削線の検討という目的で、弾性波速度の測定を行なったので、その結果を報告するものである。なお、使用した器械は、米国ETL会社製PRA2型屈折用地震探鉱器24成分であり、土木試験所地質研究室より借用した。 |
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