作成年度 | 1963年度 |
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論文名 | 中士幌地区総合かんがい排水事業におけるコンクリート装工水路の凍上試験について(中間報告) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 昭和37年度(50) |
発表会 | 昭和37年度技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 昭和37年度技術研究発表会 |
発表年月日 | 1963/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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塚本健二 | |
塚本富士夫 |
抄録 |
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中士幌地区総合かんがい排水事業は1,120haの補水と740haの開田、並びに約5,000haの湿地改良を目的として昭和35年度より工事に着手しているが、この地帯は冬季間の平均気温が-10℃前後と非常に寒冷なばかりでなく、降雪量が少なく凍結深は1m内外におよび、従来より鉄道、道路、建築物に悪影響をおよぼし種々にこの方面の研究がなされているが、用水路を始めコンクリート構造物の非常に多い土地改良関係についてはあまり資料が見当たらない。この地方の旧施設を見ても水路は土水路であるため大きな影響がないが、コンクリート構造物はほとんどすべてが全壊または半壊の状態であり、その威力は驚嘆に値する。これらはすべて凍上現象に起因するものであり、ここでは現象そのものの解明はまずおいて、コンクリート水路の凍上いかにして抑制し被害を最小額に喰い止めるかという点を主眼として試験水路を設けて観測を続けている。 |
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