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 泥炭地用水路のアスファルトライニングについて

作成年度 1963年度
論文名 泥炭地用水路のアスファルトライニングについて
論文名(和訳)
論文副題 昭和37年度(51)
発表会 昭和37年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和37年度技術研究発表会
発表年月日 1963/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
板倉康二郎
石山孝一
抄録
近年道路舗装はもちろんのこと、干拓堤防、貯水池、水路などにも歴青系材料によるライニングが行なわれているが、これらのほとんどがいずれも硬質な地盤上に施工されているもので、泥炭土のような軟弱な地盤に施工された例はきわめて少ない。美唄かんがい排水地区は、桂沢、金山両ダムを水源とし、石狩原野の東部、中央空知一帯の補水および新規開田合せて2万町のかんがい事業を実施しているが、工事の主体は、148粁におよぶ用水路で、その規模は44.5m3/secの大幹線から、国営事業ぎりぎりの小幹線まで含まれ、土質構成も主要部分は、石狩泥炭といわれている軟弱層で(45%)、その他山麓の扇状堆土や河成沖積の粘土、シルト、砂礫層などかなり複雑な変化がみらられる。従って水路規模、地形、土質といった因子の変化が多いため、水路の構造・工法なども多岐多様をきわめ、各種のものを採用しているが、問題は泥炭土を含む軟弱土における工法であり、本報告もその一つのテストケースとして、37年4月から10月にかけて工事を実施したものの中間報告である。
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