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 コンクリートの試験舗装について-2級国道函館松前江差線上磯町地内-

作成年度 1963年度
論文名 コンクリートの試験舗装について-2級国道函館松前江差線上磯町地内-
論文名(和訳)
論文副題 昭和37年度(26)
発表会 昭和37年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和37年度技術研究発表会
発表年月日 1963/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
本間清
抄録
近年行なわれているコンクリート舗装の特徴としては、従来のコンクリート舗装の欠陥を改善するため、PSコンクリート舗装、連続鉄筋コンクリート舗装、鉄網コンクリート舗装などがある。また、膨張目地間隔の大幅な伸長による目地数の減少は弱点部の減少および走行の快適性を良くしているようである。一方我国においては、道路構造令で単位区間自動車交通量と舗装版厚さの関係を示しており、セメントコンクリート舗装要綱によれば膨張目地間隔15~30m、収縮目地間隔4~6mを標準としている。しかし最近の工事報告、文献などによれば、鉄網を挿入して一日一目地、すなわち施工目地を膨張目地とし196m(長府道路-道路公団)、300m(京葉道路-道路公団)など建設省関係でも80~100mを施工している(関東地建)。また、スチールリングを使用し、微少クラックの分散発生を目的として膨張目地間隔100m、収縮目地間隔50mを行なってまだクラックの発生なしと報告された例もある(中国地建山口工事事務所)。本道においてコンクリート舗装の経過は、昭和32年までは版厚20cm、膨張目地間隔20m、収縮目地間隔6.67m、無網、タウェルを使用していないが、33年にいたって前年と同様ではあるがダウェルを使用している。
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