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 特殊土壌地帯の排水工法について a)重粘土地における流出機構調査

作成年度 1963年度
論文名 特殊土壌地帯の排水工法について a)重粘土地における流出機構調査
論文名(和訳)
論文副題 昭和37年度(Ⅶ-a)
発表会 昭和37年度技術研究発表会
誌名(No./号数) 昭和37年度技術研究発表会
発表年月日 1963/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
鶴海寅和
北川芳男
望月由三
長勢明男
抄録
一般に重粘土と称されている土壌は、オホーツク海沿岸段丘地帯に広く分布し、石英粒を含んだ凝灰質粘土よりなる。試験地の土層は、表土は平均1.2cmで腐植に富むが、以下の層は、粘土分を60~80%含む埴土からなり、堅密度、粘性ともにきわめて大で、通気、通水性は非常に悪い。この傾向は、下層になるほど強い。このような土壤では、通常の暗渠排水理論をもってすれば、排水効果があると考えられない。しかし、実際には、土管暗渠が広く採用され、施工がすすめられているのは、経験的に排水効果の高いことが認められているからであろう。
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